失敗しない土地探し1

一戸建てを新築するときに気をつけたいのが、土地の選び方です。同じ地域の分譲地でも、方位や立地で条件が変化してきます。傾斜地の住宅分譲地は、切り土や盛り土で区画ごとに土地の表面を水平にします。注文住宅の工務店は、敷地内の切り土と盛り土とを見分けてくれます。切り土の地盤の硬さに合わせて、盛り土の地盤を強化すれば、注文住宅の一戸建てを新築しても安全です。地盤を均一にしていないと、一戸建ては建物の重さで傾いてしまったり、歪んでしまう場合があるからです。高台の住宅地では地盤沈下現象や液状化現象は発生しにくいのですが、粘土質の土壌の場合は地中に水分が多く含まれていますので、可能であれば砕石や砂利を混ぜ合わせて、土壌の改善をしてもらいましょう。立地条件によっては、土壌改善工事を施工できない場合もありますので、工務店に工事が可能な土地か診断してもらいましょう。先に土地だけを自己判断で購入してしまうと、後で土壌改善が困難と指摘されても、なすすべがありません。安全に建築してもらえる土地を選ぶようにしましょう。

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