耐震対応は、様々な技術が開発されています。

新築住宅やモデルハウスを見学しますと、最近は家の構造面や機能的な部分を充実させた家づくりが随所に見られます。少し前までなら、家はデザインされた外観や、使いやすい間取りからおしゃれなインテリアなどに関心がありましたが、最近は家本来の作りが注目されています。特にハウスメーカーなどでは、少しでも長く住み続けられたり、安全に快適な暮らしを送れるように、様々な分野での技術関心やアイディアを使って、家づくりが提案されています。中でも進歩の目覚ましいのが、耐震性です。以前なら耐震性を高める方法として、柱間に筋かいなどを増やしたり、柱の継ぎ目などに金物で補強するのが一般的でしたが、最近は多くの研究で更に進化しています。屋根の重さを軽くして家全体の重心を下げたり、柱を等間隔に設置して家のバランス性を高めたり、一階に広い部屋を造らずに、家の安定性を高めたりする工法が使われています。新築住宅を手掛ける際には、出来るだけ多くのハウスメーカーの家づくりのノウハウを参考にしたり、業者選びの基準にする事が大切です。

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